2024年10月7日
  • 京都は衣棚御池に建つ、画工 殿村栄一作品の店です。肉筆原画をはじめに、絵はがき、缶バッジ、Tシャツ、著作本などを展示、販売しています。

豆本「小さなもの」のお話

本が好きです。読むのも、見るのも、本棚に並べるのも。なので自分でも作ります。そして小さなものも好きなので豆本なのです。明日から草々庵では小学生の小さな手により豆本作りが始まります。そこで、ちょっと先輩面して著作の紹介をさせて戴きます。

 

草々庵の豆本
2㎝ちょっとの豆本に、小さなものを描きました。手に持つのに少し苦労しますが、小さなものが持つ可愛らしさは醸し出せています。

 

草々庵の豆本
小さなものに向ける虫メガネの心を大切にしたいです。

 

草々庵の豆本
マンションとタワーガレージに挟まれた草々庵のようです。

 

草々庵の豆本
思わず食べちゃいたくなるプクプクの小さな手。こちょこちょしたくなるよね。

 

草々庵の豆本
池の蓮の花畑が学校の一年生。はい、出席をとりまぁす。

 

草々庵の豆本
一秒に数十回、多い時には80回はばたくというハチドリは小さな働き者。一生懸命に生きてるんだね。

 

草々庵の豆本
おやおやぁ・・・いたいたミジンコくん。初めて見たときの不思議な気持ちはいまだに思い出せます。どっこい生きてるよん。

 

草々庵の豆本
こんがり炒って、パラパラかけたり、ゴリゴリ擂ったり。香ばしくて美味しい胡麻の実も一つ一つはこんなにちっちゃい。

 

草々庵の豆本
やがて脚が生えてきて、手が生えて。ちろちろ、ちろちろ泳いで、やがて蛙へ。孫ではありません。子どもですよー。

 

草々庵の豆本
とかく嫌われ者の蚊です。よぉく見ると、なかなかお洒落な服装をしています。ちなみにA型の店主はO型の隣にいるときには彼らに好かれません。蚊取り線香より効きます。

 

草々庵の豆本
掌に納まるちっちゃなガマグチに100円玉一個。大切に使おうね。

 

草々庵の豆本
実は一度しか見たことないんです。しかも亡骸だけ。かゆいということも未経験。跳んでるとこ、見てみたい。

 

草々庵の豆本
そう。宇宙の広さに匹敵するんだよ。小さいから大きくないとは限らないのが君の心なんだ。

 

草々庵の豆本
豆本を作れるということは、こんな小さな思い付きも本にして残せるということなのです。だから好き。草々庵には色々なレーベルがありますが、なにせ手作りなのでずらりと揃っていることが少ないのが珠にキズ。それでも明日から小さな仲間たちが出来ると思うとワクワクします。

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