2024年4月26日
  • 京都は衣棚御池に建つ、画工 殿村栄一作品の店です。肉筆原画をはじめに、絵はがき、缶バッジ、Tシャツ、著作本などを展示、販売しています。

草々庵?なんで?

只今、草々庵では「まぁるい心」展を開催しております。ホームページ上で告知を忘れていたことに気付きました。申し訳ございません。そして、カレンダーのお話も途中でした。追々投稿して参りますのでご期待ください。

今日は草々庵名付けの経緯を少々…。

草々庵という名前は十一年前に誕生しました。
野外での一か月半に亘るイベントにお誘い戴き、参加するにあたり雨風に弱い絵は不向きであり落ち着いて見て戴くことも出来ない。何か活性に繋がることは出来ないだろうか思案し、持っている絵で絵はがきを作って絵はがき屋を開こうと決めました。せっせと絵はがきへのデザイン作業を進める中、主催者へ提出する書類が送られてきました。いくつかの項目を書き込むのですが、そこに「店名」という欄が。はて、どんな名前にしようか?それまでは個人名で出る場所しか経験がなく、絵はがき屋殿村では面白みもない。しばらく頭を捻りながら…ハガキの通信は前略で始まり草々で締める。それなら草々庵はどうだろか、となったのでした。
思い付きで取り急ぎつけた名前でしたが周囲の評判も悪くなく、日々過ごすうちに「草々庵さん」などと呼ばれるようにもなり、自分の中でも愛着が湧いてきました。
昨年、京都の地で店を開くにあたり、店名は決めていました。今では単に絵はがき屋というだけではなく、様々な集いの場としても草々庵は育っています。ここに来れば何か楽しいことがある。そんな草々庵であり続けたいと思います。

絵はがき屋草々庵

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